想ひ火

寺本祥生の世界

母なるひとと伴に



     春に産まれしひとの生命の果て


     消え入らむとする間も春を翳しての立ち行きに


     乱舞する花の有り様とは思えねど


     百年の時をも一時( ひととき )に 重ね合わせ


     今こそ往かむ春霞



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