想ひ火

寺本祥生の世界

  春

   春の陽気が
   早朝の肌寒さを抑え、漂う頃
   夜の間に湿り気を帯びた大地に
   東の空の薄くなった雲間から
   陽の光が降り立ち
   ほんのりとした風が春らしさを
   一層、引き立たせてくれている


    
     春も折り
     迎える春の悦びは
     年の繰り事とは云え
     生きるものの悦びの一つと 足る




     春爛漫


      老いゆく我身の対たれば


       大地に帰すも事の為り


                      



       


    


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