想ひ火

寺本祥生の世界

亡びゆく ひと族


 緑の集まりが     いっぱい


 生命の集まりが    いっぱい


 其の反対側で消えてゆく生命も   いっぱい


 人は表向きには    人の生命を大事にしすぎ


 否、人の生命も大事にせず 自分だけを愛して


 地球に溢れる生命を   人の犠牲にした


 今、人は神に成れると考え始め 信じ始めている


 どうなるのだろう


 否、否、人は亡びの道を歩き始めているのだから

×

非ログインユーザーとして返信する