想ひ火

寺本祥生の世界

月の女神からの贈物


   君が名に於いて


    君ならばこそ


     果てぬ想ひは


      月の女神が雫の


       光り輝く君に在り




 ( 注 ) 凍てつく冬の透き通った月は美しい。
       其の冬の月の光の雫が地上に降り立つやいなや、
       地表に砕け散る様は宝石が砕け散るが如く、
       光に溢れ輝いていた。

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