想ひ火

寺本祥生の世界

雨と一緒に

       何時までも


   ウ“ランダの鉄柵の手摺の下に

   昨日から降り続いた雨の所為で

   雨粒一粒一粒が列を成し 前並えをしている


   小さい雨粒 小さい雨粒 中位の雨粒 大きい雨粒

   大きい雨粒 中位の雨粒 大きい雨粒 小さい雨粒

   大きさの順序は区区だけど

   雨粒自体は行儀良く一列に前並えをして並むでいる


   中には見えない程の小さい粒

   今にも落ちてしまいそうな程の大きい粒

   幾つも幾つも並むでいる

   数えたいと思ったけれど

   沢山有り過ぎて 諦めてしまった


   止まぬ雨に時を費やして

   もう少し此の儘

   雨と一緒に居ようかな




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