震える大気の体中を
荒れ狂う強風が縦横無尽に走り抜け
凍える大地が其の表皮を固く閉ざしてしまう
時折、顔を見せる太陽の光も弱々しく
遠くから見守っているだけのように思えてしまう
そんな年の瀬が眼前で繰り広げられているのだ
震える大気の体中を
荒れ狂う強風が縦横無尽に走り抜け
凍える大地が其の表皮を固く閉ざしてしまう
時折、顔を見せる太陽の光も弱々しく
遠くから見守っているだけのように思えてしまう
そんな年の瀬が眼前で繰り広げられているのだ
風の聲を聞いてごらんなさい
耳を澄まして風の聲を聞いてごらんなさい
色んなもの音の中から風の聲だけを聞き分けてごらんなさい
大変な修練が
どれだけの時間が掛かるのでしょう
やってみてごらんなさい
そこから始まるのです
terra の片鱗が垣間見れるかもしれません
terra の息遣いが感じられるかもしれません
あなたが terra と伴に在らむことを
わたしはお祈りしております
雪達磨大王の大進撃の中、
午前の一時の晴れ間に、
姿を現す山肌を薄く雪化粧を施した山々の、
そんな晴れ間に雪雲が地面を這うように瞬く間に拡がって、
雪化粧を施した山々の山裾を這うように雪雲が流れ込み、
山の全てを飲み込むでしまった。
雪達磨大王の魔の手がもう其処までやって来ているのだろう。