想ひ残し
限られた記憶の中で、 あなたとの関係性を発展させようとしている でもそれは過去への埋没であり、 自己陶酔に陥ってしまい、 あなたの印象を固定化しようとするmasturbationに他ならない セピア色のあなたがいる わたしはカラーなのに あなたを含め... 続きをみる
御褒美
わたしのまわりの時間が ほんの少しだけゆっくり流れているのは 神様がわたしに与えてくれた御褒美 少しはゆっくりとして良いんだよ、と言ってくれているのだろう 神様なら、そんな少しだけなんて言わずに もっとゆっくりさせてくれれば良いのに まあ、其... 続きをみる
情
伴になる想ひの欠片を掻き集め 浮かびくるは 偲ぶ盗人の下心 なにはともあれ温き膚に溺れ込み 情けの甘さが拠り所 なれば我が想ひ燃ゆ尽きるのみ