想ひ火

寺本祥生の世界

生命為る時


   人為る時と空間の限りの短さを


   あなたと同じ道を歩む儚さに覚ゆるも、時既に遅く


   道筋はもう其処に終わらむとする


   二人して其の現在( いま )の時に微睡む也


   冬日の風花舞う 散歩道

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