想ひ火

寺本祥生の世界

2019年2月のブログ記事

  •  交わり

         春も陽陽となりにければ       人の心とてポンポンと弾み        飛び来る蝶の喜びをも我がものとして         花の慌て振りを伴に楽しまむ

  • 冬がひと休み

       冬がひと休み    暖かい一日です    そう思って外に出て公園をブラブラしていたのですが    風が強くて、そうは問屋が卸さない    日影の強風はまだまだ辛かった    急に春が訪れたり、冷たい冬が戻ってきたりして    なんだか忙しいこの頃です    とは言っても春は着実に近づいている... 続きをみる

  • ゆらめき  ( 想ひ火より )

       冬日の束の間の晴れ間時     冷たき風に冬を覚ふるも      硝子越しの日溜まりは       汗ばむ程の加減にて        陽光(ひ)にうつらふ我妹の影はなし    

  • 想ひ火より

    あなたとわたしとの時の重なりを 何時も何時も追い掛けて どれだけの時が経ったのだろう 長いような 短いような 否、わたしの中では時は留まっている あなたとわたしが共有する想ひは その始まりから今の此の時、 加えて未来永劫に至る迄、 ではなく、 同じ時間の中に在り 同じ空間の中に在り 其処は過去でも... 続きをみる

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