想ひ火

寺本祥生の世界

 雨の囁き

寺本祥生

 雨がしとしと降っています

 雨がしとしと降り続いていました


 雨がパラパラ降り始めます

 雨がパラパラ降っています


 雨はザアーザアー降り始めるでしょう

 雨はもう、本降りになっています



 雨が囁きかけてきています

 耳を澄まして聞いてごらむなさい


 雨はひとるいの為に降る筈もない

 雨は地上界の生き物達の為に降る訳でもない

 どれだけのひとるいが耳を傾けているでしょう

 あまり関心はないでしょう

 雨が降り過ぎれば文句を云い

 雨が長い時間、降らなければそれはそれで文句を云い

 好き放題に愚痴を並べているのがひとるいですから

 雨は降る ?

寺本祥生

 雨が降りそうで降らない


 どんよりとした今日の空


 その内には降るだろう


 わたしも降るのを待っている


 特別な訳があるわけではないけれど


 雨が降るのを待っている


 雨が好きと云う事でもないけれど


 今日は雨の気分なむだろう

お日さまの愛を

寺本祥生

 優しいお日さまが戻って来ましたよ

 少し姿が変わっているような気がしますが・・・

    優しさと云うウ”エールを被っていらっしゃるような・・・

    そう、お日さまの持っ激しさが透けて見えているから・・・

     でも、今はそのお日さまの持っ優しさの中に在りたい・・・    

  ひとるいはあまりにも傲慢で許せないから・・・

      わたしの哀しみを呼び覚ましてしまった


   お日さまと云えども

      時には陽溜まりの温もりと云う宝物を

      地球の生きもの達に配ることもあるのですよ

      ひょっとしたら生命の哀しみに共感してもらえるかもしれない


      さあ、ひとるい他地球の生きもの達よ

       お日さまの処に戻ろうではありませんか