夏に疲れた庭に 小さく咲いた 海堂の花一輪
2021年9月のブログ記事
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石ころがコロッと道に転がって 俺は大地にしっかり居座ってやると たいそうな大見得を切って居た そこへ一匹の蟻がトコトコっとやって来て 石ころの周りを一回り そして石ころの上に登って一休み 石ころ 「 おいこら、其処の蟻、俺様の上に登るんじゃない。」 蟻 「 あら、誰かと思ったら... 続きをみる
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のほほんと秋の風情を過ごす中 日差しが暑いと日影に逃げ込むで 一見の秋を楽しむ そんな一時の静けさの中 晴れ渡った青い空に浮かぶ白い雲々 忍び寄るは台風の亡霊か 用心召されよ、皆の衆 何処の誰が企むでいるのやら
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想ひ火を滾らすは 君ぞこそ 今も遠くの遠くの遠くに 在りにける
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暑い暑い、ただただ暑い この暑さが熱いではないのがまだ救われているのだろう この暑さ真っ盛りの中、夏が過ぎていく 秋が夏と冬の間から姿を消し去ろうとし 春が季節との関係性を断とうとする 全てが神様の思し召しと云うよりは 人類からの地球への仕打ちとしか思いよ... 続きをみる