想ひ火

寺本祥生の世界

2022年4月のブログ記事

  •   亡 び

       亡びゆく世界    亡びの始まり    ひと族は未熟ながらも    光在る生き物と考えていたのだが    亡びの始まりを見た上では    光は見せかけで、本来は闇に住み着く住存在だったのだろう

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  • パンジーとスギナ

     庭のあちらこちらに、庭じゅうに  散らばった、いろとりどりな小さなパンジー達  おかげさまで、歩くのも一苦労  小さな可愛い花を踏みたくないので一苦労  小さすぎて雑草と見分けるのも一苦労  区別差別するのは嫌だけれど  地下で根を張り巡らすスギナ  これだけはうちの庭からなんとか駆除したい  ... 続きをみる

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  • 春の夜の花の酔

       春の夜の揺めきを楽しもうと    ひとり暗がりの中を歩くも    風立つざわめきに、気を取られ目を向ければ    暗がりに浮き立つ花の精の彩りが    纏わむとする緑の芽吹きの中に在る    ようようと眺むるも、やはり花の精に在る            さればこその夢成るかと、思いつつも  ... 続きをみる

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  •    戦 争

     ひとの世は恐ろしい    あまりに増えすぎしまった為に    色んな弊害が起こっている  ひとの幸せとは何だろう  之日常の片一方で  ひとがひとを殺し憎しみが生まれている  殺す側のひとは殺戮だけを追求し  殺される側のひとは憎しみがどんどん大きく成っている  其の結果餓えと貧困が世界に充満し... 続きをみる