想ひ火

寺本祥生の世界

2019年11月のブログ記事

  •  揺 ら ぎ

        ある量が平均値は一定ではあるが    瞬間的にはその平均値の近くで変動している現象     又は平均値からのずれ    光の散乱、気体分子の熱運動などに見られる (引用)  平均値で在り続ける事は退屈ではあるけれど・・・  値の許容範囲であれば楽なんだろうと・・・  否、極値的なものは範疇... 続きをみる

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  • いやいや、モモンガモン

    秋と冬が入り混じった、今日この頃 おまえはどうやって過ごしてきたのか 今朝は天気も良く、陽が上る前後はかなり冷え込むだけれど  陽が上るに連れて、だんだんと大地が暖められ  気温が思った以上に早く上がっている 陽向では汗ばむ程で 庭先の花壇に そう、おまえ紋白蝶のおまえが ヒラヒラと、さも当然のよ... 続きをみる

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  •  晩  秋

         秋深くして       冬も間近になりければ        秋冬混在の日々に在り      覚得ぬ秋の行方に心傾けつつも     吾妹への想ひの行処さえ判らぬ侭に

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  • 夢の中から   ( 想ひ火より )

    夢の中にあなたを見付けた あまりに時が経ち過ぎていて わたしの中で あの頃の身を焦がすような想ひ火も立ち消えていた 夢の中のあなたもわたしも然も当然のように会話をしている もう、そんな時期だとも気付かぬまま わたしは夢の中に居続けざるを得なかった 夢から覚めたわたしは大きな溜息を吐いてしまった 失... 続きをみる