亡びゆく ひと族
緑の集まりが いっぱい 生命の集まりが いっぱい 其の反対側で消えてゆく生命も いっぱい 人は表向きには 人の生命を大事にしすぎ 否、人の生命も大事にせず 自分だけを愛して 地球に溢れる生命を 人の犠牲にした 今、人は神に成れると考え始め 信じ始めている ... 続きをみる
妖精と巨人
家の庭には、小さな小さな花の妖精達が、いっぱい其処等其処中に居る。 踏み潰さないように、注意に注意を払って動き回らないといけないので大変だ。 花壇の一角に集めていたのが、どうも強い風に飛ばされて、 収拾がつかない程に広がってしまったようだ。 昼間は其れなりに足元に気を付けているので、... 続きをみる
アオガエル
カエルがピョン カエルがピョン、ピョン 家の庭にはアオガエルが毎年現れる 動かないアオガエルの小さな体の背中を 気付かれないように、そうっと人差し指で押してやる 驚いてピョンと跳ぶ奴 素知らぬ振りのまま微動だにせぬ奴 「 ええい、俺に触るな! 」と云わんばかりに身震いする奴 ... 続きをみる
自 転
陽は昇る 朝日が昇る 光り輝く紅い太陽が 天頂に向かって駆け昇る 地球は地上に太陽の力を借りて生きものを創り出した 人が出現し言葉を操るようになり一日と云う言葉を作り出した 地球は自身の自転によって人の云う一日は在る ... 続きをみる