想ひ火

寺本祥生の世界

 悔 い


   己が怠惰を足枷にして


   日永一日一日 何をや思わむ


   遠くは忘れ得ぬおまえの涙とや


   近くは忘れ得ぬおまえの笑顔とや


   今はもうおまえの何もかもが遠くの遠くに掠れ果て


   今日と云う一日一日を日延べせむとも思われぬ


   疾うの昔にわたしは終わり掠れ果てていた

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