想ひ火

寺本祥生の世界

梅雨前線と台風

 明けぬ梅雨空が


  厚い雲の層を携えて


 何時降り出しても可笑しくないような空模様に薄暗さを伴い


  薄暮を描いている



 遠くの地には無数の雨雲を従える大型熱帯低気圧が、台風が、


  よっこらしょと重い腰を上げて近づいている


 南の暖かい海の湿気を、無数の援軍を、補充しながら近づいている


 
日本の上空では梅雨前線が待ち構えているというのに・・・



又、沢山の激しい雨が降るのだろう

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