想ひ火

寺本祥生の世界

 揺 ら ぎ


    ある量が平均値は一定ではあるが
   瞬間的にはその平均値の近くで変動している現象
    又は平均値からのずれ
   光の散乱、気体分子の熱運動などに見られる (引用)



 平均値で在り続ける事は退屈ではあるけれど・・・


 値の許容範囲であれば楽なんだろうと・・・


 否、極値的なものは範疇外として


 平均値の許容範囲より
  適当に外れた存在としての対象からすれば 


 其の時点で平均値を求めようとしたのだから


 平均値で在る事に異存はない


 平均化を強要された訳ではなく
  自従の値を平均値に求めたのだ


 否否、元々平均値なるものが仮想なのだから

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