想ひ火

寺本祥生の世界

  古 (いにしえ)と為りし故  ( 想ひ火より )


   古の頃よりの想ひ火故のわたしに在りて


   交差する想ひ火の具現化に


   ほんの一時の心の迷ひと思えど


   其の時々の生命の光を浴びてこその火種為り


   
   永き生命故の想ひ火に在れば


   再び会ふであろう貴女に恥じぬように


   生命の火種を継続させゆかむ


   
   我は想ひ火の種を心に留め置かむ也

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