終 末
西の空の際が明るく
遠くの山々の陰をくっきりと照らし出し
その手前の空には折り重なった雲が厚みを増しているかのような
そんな厚い雲々の切れ間から
天使の梯子が幾本も幾本も放射状に拡がっていた
どれだけの天使達が降りて来るのだろう
降りてきたら何をするのだろう
神の啓示に従って降りて来るのだろうか
みずからの意志で降りて来るのだろうか
どうして下りて来るのか
わたしは知らない
知りようもない
只綺麗だなあ、と眺めていた
西の空の際が明るく
遠くの山々の陰をくっきりと照らし出し
その手前の空には折り重なった雲が厚みを増しているかのような
そんな厚い雲々の切れ間から
天使の梯子が幾本も幾本も放射状に拡がっていた
どれだけの天使達が降りて来るのだろう
降りてきたら何をするのだろう
神の啓示に従って降りて来るのだろうか
みずからの意志で降りて来るのだろうか
どうして下りて来るのか
わたしは知らない
知りようもない
只綺麗だなあ、と眺めていた