夏の空
太陽が思う侭に力を増し
青空も其の輝きを増し
神々しい程に光に満ち溢れ
地上の生き物の事など我関せずに
光の帝国を造りあげている
夏の空
太陽が思う侭に力を増し
青空も其の輝きを増し
神々しい程に光に満ち溢れ
地上の生き物の事など我関せずに
光の帝国を造りあげている
ふわふわ ふわふわ ふわりんこ
ゆるやかな風にのって ふわりんこ
あなたが吹いたシャボン玉
ゆらりゆらりと宙をさまよって
なかなか破れずに ふわりんこ
ちょっといたずら心が湧いてきて
一番大きなシャボン玉
手を伸ばして パチンと破りました
ぷうっと大きく膨れたあなたのほっぺ
怒ってわたしを睨むでる
思わず笑って御免御免と謝ったけれど
許してくれそうにもないキッと睨むだあなたの眼
さあさあ、いったいどうしましょう
想ひ出を重ね貼るように
あなたの想ひ出をわたしの想ひ出に重ね合わせ
あなたを想ひ出の籠の中に閉じ込めてしまう
だからといって、わたしの心が晴れる訳ではない
あなたは此処に居ないのだから
遠い明日を、あなたとわたしの二人で望んだ筈なのに
現在(いま)あなたはわたしの想ひ出の中に居る