ゆめゆめなさるな 然在りての事為れば 仮火の熱きも忘れ果て 現在(いま)此の仮の我が身とて焼き滅ぼさむ 然れど此の仮の我が身とて生身也
想ひ火の新着ブログ記事
-
-
のこのこと残りし火も憐れなり 時の数えとて忘れ果て 時の流れの中に夢たらむ 数え切れぬ過ちのみが 此の現在( いま )の我が身と知る 哀しむも哀れ為り
-
我が磨きし勾玉の 鈍き光に苛まれ 然、渡りての事とても 身罷る光と為らむ
-
時に流れし残り香が 想ひの忘れとも思われず 遠のく想ひの形見なれば 何時の日にか君を揺り戻さむ
-
夢にまで求めし想ひ故 時の流れに逆らうて 心の小部屋に匿う秘事成る也 我が想ひのはつる迄
-
想ひ火揺れし宵の越 白む薄明かりに浮かぶは 夢見に求めし想ひこそ 起き上がれぬままに朝露と消ゆ
-
-
-
色褪せた心が ほんの少しだけ精気を取り戻し 心の片隅に秘めた想ひを呼び起こさば 想ひの丈を文に綴りて 時の郵便屋に心託さむ
-
-
-
-
-
伴になる想ひの欠片を掻き集め 浮かびくるは 偲ぶ盗人の下心 なにはともあれ温き膚に溺れ込み 情けの甘さが拠り所 なれば我が想ひ燃ゆ尽きるのみ
-
-
-
君がわたしに希に便りをくれる 想ひ火に照らし出された影絵のような 何故か もうこの世のものではない気もするが 残り火が燻っているのなら わたしの想ひに 胸の片隅に置き去りにした想ひに火をつけておくれ 千年の想ひに託して
-
春に芽吹いた若緑の装いを身に纏った生命は 此の時期の暖かい雨と湿気に 回る季節を感じ取り その喜びに促され 己の生命の成育に 己の持つ生命のenergyの多くを注ぎ込む そんな緑の繁茂を terraと伴に見守ろう
-
-
-
-
-
-
春の香りに誘われて 咲き誇る桜を吾がものにせむと桜狩 朝からおにぎりこさえて ルンルンルン
-
春風の中 光のどけき畦道を 筆頭菜探して楽しまむ
-
心遣る春中の戻りし寒き雨 花の想ひに 水を差してこそ
-
うす曇る春の空が 柔らかい陽の光を大地に落とし 冬を通り抜けた生命を恵まむ
-
春の日に 光のどけき野乃原に あなたと伴に花を求めむ
-
手に手を取って この先の道を歩こう 春の陽気に誘われて 道すがら 梅の花を見附け近くまで行ってみる 上手くすると鶯の鳴き声も聞けるかもしれない こんな何気ない日常が あなたを喜ばせてくれる
-
心此処に在らずして 春の雲海に遊ぶ 陽光を燦々と浴び 吸ひ込まれてしまひそうな程 透き通った蒼い空の天上界に陣取った太陽が 春の矢を繰り出してくる 何一つ遮るものも無い雲上で のたりかな
-
-
風に当たらぬ日当たりの良い地面に しっかりとへばりついて 寒い寒い冬の日をやり過ごし 春を待っています
-
-
-
あなこひし かくるるひとの おもひこそ ひとのならひと しのぶれば こころさびしく かざりびともゆ あな恋し 隠るる人の 想ひこそ 人の慣ひと 忍ぶれば 心寂しく 飾り火と燃ゆ
-
-
-
夢に映りし愛し子の 幼き面(おもて)に笑みとて溢さむ 目覚めに覚ゆる吐息が一つ 一夜の心の散歩道
-
-
-
-
雪達磨大王、日本大侵略 ついに日本は大王の足元に平伏すのか 人類界の国々の中にあっては、その先進国の一つに成り上がり 技術力を誇り、最先端の科学力を駆使しながらも 大自然界の中の冬の大将軍の一人であり 今年は更なる勢力拡大に力を発揮する雪達磨大王のその力に ... 続きをみる
-
-
-
おもひのちがひは いまさらのこととして まじわらぬことだまの かるきことをおぼふるも とおのくまにあらわるるきょむなるや
-
-
あなたを求むるわが想ひに 応ふるあなたの姿は失く わが想ひの空回り 必死にあなたを見出そうと右往左往する でも何故かあなたの姿は失い わたしからあなたを奪い去りしものの仕業なのだから それでもまだわたしは諦め切れない もう とっくの昔のことなのに ... 続きをみる
-
彼の地の日々が夢に非ざれば あなたの想ひも ほんの少しだけは軽くなろうもの わたしの曲がった心の果てに 辿り着いた先の処にて あなたの心に風船を括り付けてでもみようかと 魔が差した訳ではないけれど やっぱりあなたの笑顔は 素敵だよ あなたの一言一言... 続きをみる
-
地面(ぢおもて)に零れし雨粒が 染み入る事なく地表を滑り 低き処に塊を造り 水溜まりを造り 溢るるままに 水流と成って 池を、沼を、湖を造り海へと流れて行く わたしは何処へ行くのだろう
-
-
かわらぬ心に つひ絆されて あなたが住むでいた彼の地へ 車を駈けての想ひ旅 あらざらむ此の世の異な香る処にて 流るる時をも忘れ過ごさむ 悦びと伴に 哀しみと伴に 何もかも打ち亡ぼさむ
-
不老不死の白桃を求め 潮風に導かれ やって来た桃源郷 西の最果ての漂う海に聳え立つ 西海大橋とや
-
この爽やかな風をあなたにもあげよう この爽やかな風はわたしに 一時の幸せを感じさせてくれる あなたにも同じように感じて欲しい ほんのささやかな幸せが 二人を幸せにしてくれる
-
月の光に晒されし地の表にて 醸し出さるる飾り火の戯言に 地を這うものどもの呻き聲 右往左往の世渡りたらむ
-
-
ひとの世の かそけき里の土塊たらむ 夢に想わば 白む月夜の謀 想ひの雫を地の表に垂らさむとす
-
今日と云う一日が 昨日を引摺り 明日に惑ふ 日々の移り変わりに己を晒し 遠い明日の光に纏わり付く 主の加護の元に在れ
-
夢に恋しや 月夜の逢引たらむ 手に手を取る二つの影が 水面( みなも )に揺れて
-
あなたは明日に居るのだから 昨日にあなたを求めてはいけないのだと そう思って明日を見ようとしているけれど 費やされた時は幾年月にもなろうもの 遠い明日は何処までも遠く 明日が昨日になってしまいそう